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【保存版】65歳からの“安心リュック”アイテム15選|毎日をもっと安全・快適に!

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年齢を重ねると、ちょっとした外出にも「もしもの備え」が安心材料になります。
でも、防災リュックのような大げさなものではなく、“日常の延長線で使える実用的なアイテム”を揃えておくことが大切です。
今回は、65歳以上の方がリュックサックに入れておくべき15の安心アイテムを紹介します。

チェックリストを作成し、無料ダウンロードもできますのでご家庭から施設まで幅広くお使いください

カバンに入れておくべきアイテムチェックリスト


1. リュックサック(バッグそのもの)

まず最初に見直したいのが「バッグの形」。
リュックサックは、両手が自由になることで転倒予防につながるという大きなメリットがあります。
荷物の重さも両肩と背中でバランスよく支えられるため、腰やひざへの負担も軽減されます。

さらに、外ポケット・サイドポケット・背面ファスナーなど、整理しやすい構造のものを選べば、持ち物の出し入れもスムーズ
毎日の買い物や通院、ちょっとした散歩でも「ラクに動ける」ことで活動量も自然と増えていきます。

 


2. 携帯電話・スマートフォン

言うまでもなく、今のシニアの“命綱”ともいえるアイテム
連絡手段としてはもちろん、地図アプリ、歩数計、天気予報、災害速報の通知など、活用の幅は広がる一方です。

通話と文字入力に特化した“らくらくスマホ”のような機種なら、操作のストレスも軽減。
「緊急通報ボタン」や「かんたんナビ」を設定しておけば、万が一の時にも安心感が違います

 


3. 財布(小さめでOK)

最近はキャッシュレスが進んでいるとはいえ、病院や小さな商店ではまだまだ現金が必要な場面も多いです。
小銭と千円札を中心に、身分証明書や保険証も入れておきましょう。

ファスナー付きで開けやすく、中身が見えるタイプなら、レジ前でも慌てません。
「使いやすさ」がそのまま「安心」に繋がります。

 


4. 反射板(リフレクター)

高齢者の交通事故が多いのは「夕方から夜の時間帯」。
歩行中に車や自転車に気づいてもらえないリスクを減らせるのが反射板です。

リュックのファスナーやベルト部分に装着するだけで、視認性が格段にアップ。
100円ショップで購入できるお守り代わりの必携品です。

 


5. 緊急連絡カード

万が一倒れて意識が朦朧としていたり、言葉が出てこない時、このカードが命をつなぎます
名前・血液型・持病・アレルギー・服薬中の薬・かかりつけ病院・家族の電話番号など、最低限の情報を記載しておきましょう。

名刺サイズにしてICカードケースに入れておくのがおすすめ。
財布とスマホとは“別ポケットに分けて持つ”のがポイントです。

 


6. ウェットティッシュ

手が洗えない場所での食事や、ベンチ・ドアノブなどの消毒に。
さらに、暑い日にはマスクの汗を拭いたり、トイレの便座を拭いたりと、地味ながらも大活躍のアイテムです。

アルコールタイプが望ましいですが、肌が弱い方はノンアルコールでもOK。

 


7. もしものお金(1,000円ほど)

財布とは別に、封筒やポーチに千円札を1枚だけ入れておくという工夫。
「財布を忘れた」「ICカード残高が足りない」「急に診察代が必要になった」…そんなときのお守りになります。

気持ちの余裕は、行動の余裕にもつながります。

 


8. 交通系ICカード

バスや電車、コンビニでの支払いもピッとかざすだけでスムーズ
とくに手先が冷えて財布の中身が探しにくい冬場など、ICカードは大助かりです。

首にぶら下げるタイプでもいいですし、リュックの外ポケットに入れておいても便利。

 


9. 絆創膏

ちょっとした靴ずれや、指先のケガなど、小さなケガも放っておくと感染の原因になります。
数枚を小さなチャック袋などに入れて持ち歩くと安心です。

 


10. モバイルバッテリー

「スマホの電池切れ=不安の始まり」。
特にシニア世代では、1日に何回もスマホの充電を忘れてしまうことも珍しくありません

軽量タイプのモバイルバッテリーを1つ持っておくだけで、安心感がぐっと違います。

 


11. カッパ(レインコート)

傘が差せないとき、荷物が多いとき、カッパは両手が空いて動きやすいので便利です。
また、急な寒さのときの風よけ代わりにも使えます。

折りたたんでポーチに入れておくと嵩張りません。

 


12. 折りたたみ傘

日差し対策・雨対策の両方に役立つ、晴雨兼用の折りたたみ傘がおすすめ。
熱中症対策としても、雨をしのぐためにも「1本あるだけで安心感」が違います。

 


13. 水筒・ドリンクボトル

「喉が渇いた」と思った時には、もう体が脱水気味のサイン
小さな水筒でもいいので、必ず1本は携帯しましょう。

病院で薬を飲む時や、口の渇きを防ぐためにも使えます。

 


14. あめ・塩タブレット

口が渇いた時、疲れた時、低血糖や熱中症予防にもなる塩分補給はとても重要。
小袋に入れて持ち歩いておけば、外出先での安心感もアップ。

 


15. エコバッグ

思いがけず荷物が増えたとき、「バッグに1つ忍ばせておいてよかった」と実感するのがエコバッグ。
ドラッグストアや病院の売店など、レジ袋が有料化されている場面で地味に役立ちます

 


◆ まとめ:リュックひとつで、毎日がもっと安心になる

今回ご紹介した15アイテムは、すべて揃えても1kg未満
そしてその中身が「いざというときに自分を助けてくれる道具」になるということが、安心して外に出かけるための第一歩です。

大げさな防災グッズではなく、あくまでも“日常の延長線”にある実用品。
あなたのバッグにも、今日から一つずつ加えてみてはいかがでしょうか?

  • この記事を書いた人
funseed

介護エンターテイナー石田竜生

作業療法士 ケアマネジャー 芸人 リハビリの国家資格である作業療法士として介護施設(デイケア)で働きながら、大阪よしもとの養成所に通い、フリーのお笑い芸人・舞台俳優の活動を続けている。芸人・舞台俳優活動で培った技術を生かして、一般社団法人介護エンタ―テイメント協会を設立。『人生のラストに「笑い」と「生きがい」を』をモットーに、『介護エンターテイナー』と名乗り活動している。 リハビリ体操に笑いの体操、エンタメ性いっぱいのアクティビティなどを取り入れ、介護現場を『笑い』でいっぱいにするために、日本全国でボランティアやセミナー、講演会講師活動中。開催したボランティアは、のべ150ヶ所を超える。 『介護×笑い』に関する取り組みへの注目度は高く、多くのメディアから執筆・出演の実績がある。 登録者40000人以上 総再生数900万回以上の YouTubeチャンネルは中高年や介護・医療職から絶大な支持を得ている。【介護エンタ―テイメントチャンネル】で検索!

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