あくびが出る理由は、じつはまだ分かっていません。自分のからだのことなのに、知らないことばかり。全20問の3択クイズにしました。
このクイズが現場で強い理由
① 自分のからだの話なので誰でも入れる……知識も出身地も関係ありません
② その場で確かめられる……手を見る、のどを触る、まばたきをしてみる
③ 確かめる動作がそのまま運動になる……レクと体操が同時に進みます
この記事は「からだのしくみ」の話だけを扱っています。「これをすると健康になる」といった効能の話は一切していません。数字はいずれも目安で、年齢や体調によって変わります。
感じるしくみ(第1問〜第5問)

【問題1】
舌で甘みを感じるのは
どの場所でしょう?
① 先のほうだけ ② 奥のほうだけ ③ 舌のどこでも
【ヒント】場所は決まっていません。
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答え:③ 舌のどこでも
甘みは舌のどこでも感じられます。場所ごとに味が決まるという図は現在では誤りとされています。

【問題2】
あくびが出る理由は
どれでしょう?
① 酸素が足りない ② 眠いから ③ よく分かっていない
【ヒント】はっきりしていません。
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答え:③ よく分かっていない
あくびが出る理由は、いまもはっきり分かっていません。研究が続いている現象です。
【問題3】
くしゃみのいきおいは
どのくらい?
① 時速1キロほど ② 時速100キロ以上 ③ 時速10キロほど
【ヒント】とても速いといわれます。
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答え:② 時速100キロ以上
くしゃみで飛び出す空気は速いもので時速百キロを超えるといわれています。
【問題4】
寒いと鳥肌が立つのは
なぜでしょう?
① 皮ふが縮むから ② 毛を立てて熱を保つ ③ 血が止まるから
【ヒント】毛のある動物のなごりです。
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答え:② 毛を立てて熱を保つ
鳥肌は毛を立てる筋肉が縮む現象で、毛で熱を保っていた動物のなごりとされます。
【問題5】
目が乾かないのは
何のおかげ?
① まばたき ② まゆげ ③ まつげ
【ヒント】涙を目に広げています。
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答え:① まばたき
まばたきは涙を目の表面に広げる働きがあり、目が乾くのを防いでいます。
からだの数(第6問〜第10問)
【問題6】
大人のからだの骨は
全部でいくつ?
① およそ200 ② およそ50 ③ およそ1000
【ヒント】二百を少し超えます。
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答え:① およそ200
大人の骨はおよそ二百個です。数え方によって多少の差があるとされています。

【問題7】
赤ちゃんの骨の数は
大人とくらべると?
① 多い ② 同じ ③ 少ない
【ヒント】育つとくっつきます。
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答え:① 多い
赤ちゃんの骨は大人より多く、成長する間に骨どうしがくっついて数が減ります。
【問題8】
大人のからだの水分は
どのくらい?
① およそ6割 ② およそ3割 ③ およそ9割
【ヒント】半分より多い割合です。
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答え:① およそ6割
大人のからだの水分はおよそ六割とされ、年齢とともに割合は少しずつ変わります。

【問題9】
心臓が一日に打つ回数は
どのくらい?
① およそ100万回 ② およそ1万回 ③ およそ10万回
【ヒント】一分に六十回ほどとして。
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答え:③ およそ10万回
心臓は一日におよそ十万回打つとされます。回数は人や体調によって変わります。
【問題10】
からだの血管を全部
つなぐとどのくらい?
① 地球2周半ほど ② 一キロほど ③ 百メートルほど
【ヒント】十万キロといわれます。
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答え:① 地球2周半ほど
細い血管まで合わせると全長はおよそ十万キロ、地球を二周半するほどといわれます。
入れかわるからだ(第11問〜第15問)

【問題11】
髪の毛は一か月に
どのくらい伸びる?
① およそ1ミリ ② およそ10センチ ③ およそ1センチ
【ヒント】一年で十センチほどです。
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答え:③ およそ1センチ
髪はひと月におよそ一センチ伸びるとされます。伸び方は人によって差があります。

【問題12】
伸びるのが速いのは
どちらの爪?
① どちらも同じ ② 足の爪 ③ 手の爪
【ヒント】よく使うほうが速いのです。
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答え:③ 手の爪
手の爪のほうが足の爪より速く伸びるとされ、よく動かすことが関係するといわれます。

【問題13】
皮ふの表面が入れかわる
目安はどのくらい?
① 入れかわらない ② およそ一か月 ③ およそ一年
【ヒント】思ったより短い期間です。
答えはこちら
答え:② およそ一か月
皮ふの表面はおよそひと月で新しく入れかわるとされます。期間は年齢によって変わります。
【問題14】
味を感じる細胞が
入れかわる目安は?
① およそ10日 ② 入れかわらない ③ およそ10年
【ヒント】とても短い期間です。
答えはこちら
答え:① およそ10日
味を感じる細胞はおよそ十日で入れかわるとされ、からだの中でも入れかわりの速い部分です。
【問題15】
身長が高く出るのは
朝と夜のどちら?
① 変わらない ② 夜 ③ 朝
【ヒント】寝ている間に戻ります。
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答え:③ 朝
背骨の間のクッションが日中に縮むため、身長は朝のほうが高く出るとされています。
くらしとからだ(第16問〜第20問)
【問題16】
食べたものが胃にいる
時間の目安は?
① 2〜3時間 ② まる一日 ③ 10分ほど
【ヒント】食べたものによります。
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答え:① 2〜3時間
食べたものが胃にとどまる時間はおよそ二〜三時間が目安で、中身によって変わります。

【問題17】
のどぼとけは
何でできている?
① かたい骨 ② やわらかい軟骨 ③ 筋肉
【ヒント】骨ではありません。
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答え:② やわらかい軟骨
のどぼとけは骨ではなく軟骨で、声を出すしくみを外側から守っています。
【問題18】
泣くと鼻水が出るのは
なぜでしょう?
① 目と鼻がつながる ② 鼻がびっくりする ③ 偶然そうなる
【ヒント】涙の通り道があります。
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答え:① 目と鼻がつながる
目と鼻は細い管でつながっており、あふれた涙が鼻へ流れるため鼻水のように出ます。

【問題19】
寒いとからだが
ふるえるのはなぜ?
① 血が止まるから ② 筋肉で熱を作る ③ 力が抜けるから
【ヒント】自分で暖をとっています。
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答え:② 筋肉で熱を作る
寒いときのふるえは、筋肉を細かく動かして熱を作るからだのしくみです。
【問題20】
ほかの指と向かい合える
指はどれでしょう?
① 人さし指 ② 親指 ③ 小指
【ヒント】物をつまむときに使います。
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答え:② 親指
親指だけがほかの指と向かい合うことができ、つまむ動作を支えています。

最後の問題、「ほかの指と向かい合える指はどれか」——これは作業療法士がいちばん大事にしている話です。
親指だけがほかの指と向かい合うことができます。この動きがあるから、箸が持てる。ボタンがとめられる。ペンが握れる。親指がうまく動かなくなると、生活のほとんどの動作が難しくなります。だからリハビリでは親指の動きをとても重視します。
この問題のあとに、みなさんで親指と人さし指をくっつけて丸を作ってもらってください。次に中指、薬指、小指と順番に。それだけで手指の運動になります。できるかどうかを見れば、その方の手の状態も分かります。
このクイズは全体に「その場で確かめられる」問題を選びました。舌を出す、まばたきをする、のどを触る、爪を見る。答えを聞いたあとに実際に確かめる動作を入れると、クイズと体操が一度に済みます。

進め方のコツは三つです。①問題文を読んだら五秒待つ ②手が挙がらなければヒントを読む ③答えのあとに実際に確かめてもらう。
ひとつだけお願いがあります。この記事を健康の話に広げないでください。「だから水を飲みましょう」「だから体操しましょう」とつなげたくなりますが、そこへ行くと説教になります。「へえ、そうなんですね」で終わってかまいません。
また、からだの話は持病のある方には敏感な話題です。数字を聞いて不安になる方がいたら、「人によって違いますから」と一言そえてください。
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イラスト:いらすとや


