当ブログ『FUNSEED(ファンシード)』では、リハビリやレクリエーションのコツ。高齢者をはじめ、介護・医療業界で働く人を応援する情報を発信しています。
この記事の目次
レクリエーションに季節感を取り入れることのメリット
日本は四季のはっきりとした国。
春夏秋冬、それぞれの季節の移ろいを、日々感じることが出来ます。
レクリエーションに季節感を取り入れ、五感で感じてもらうことで刺激ある時間を作りだすことができます。
多くの高齢者は、季節の行事や、様々な習慣や伝統文化を生活の中に取り入れてきました。
季節を感じることのできるレクリエーションは、高齢になるにつれてあいまいになってくる時間の感覚(見当識)を取り戻すことに繋がり、生活に彩りをもたらすことが出来ます。
季節ごとの行事を取り入れることは『動機づけ』になる
人は理由があるから動きます。
たとえば、普段レクリエーション参加に消極的な人も、「節分の豆まき」なら参加してくれるかもしれません。
なぜなら節分には「邪気(鬼)を追い払うために豆まきをする」という理由があり、それを生活の中に織り込んできた人がほとんどだからです。逆に、7月に「豆まきをしましょう」と言われても「?」と感じてしまうでしょう。
【季節感をプラスすることのメリット】
◆時間の感覚(見当識)を取り戻す手助けになる
◆「日々生きている」ことを実感することが出来る
◆季節行事に参加するという「理由」が動機づけになるのでレクリエーション参加率が上がる
◆季節ごとの「リスク」にアプローチできるのでご利用者の体調・危険管理に繋がる
8月といえば?想像力を刺激するレクリエーション
明日から8月!
「8月といえば?」と質問し、想像力を刺激して脳を活性化させていきましょう!
◆用意するもの
とくになし
◆方法
①8月にまつわるものは何か質問していく
「8月といえば何が思い浮かぶか」を聞いていきます。
食べ物、人、動物、行事など、なんでも構いません。20個ぐらい自由に答えてもらいましょう。
②答えが出来ない場合は「例えば○○」とこちらからリードしていく。
答えをリードしても構いません。
大切なのは「今はそんな時期なのね!」と納得してもらうことです。
※「8月といえば」は以下の記事を参考にしてください。
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8月といえば? 主な行事・イベント・習慣・事柄
お盆8月13日~16日
お盆とは、夏季に行われる日本の祖先の霊を祀る一連の行事。
迎え火 送り火
迎え火とは、客人や神霊をむかえるためにたく火のこと。
送り火とは、帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出す行事。
精霊馬
ご先祖様をお迎えしたり、お送りしたりする乗り物のこと。
夏の収穫のご報告もかねて、主に夏野菜の「キュウリ」と「ナス」で作られる。
京都 五山の送り火8月16日
毎年8月16日、京都を囲む5つの山に「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に点火されていく。
盆踊り
盆の時期に死者を供養するための行事、またその行事内で行なわれる踊り。
精霊流し
長崎県の各地、熊本県の一部及び佐賀市でお盆に行われる、死者の魂を弔って送る行事のこと。
立秋 毎年8月8日頃
大暑から数えて15日目ごろ。 朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つころ。
立春からちょうど半年が経過し、この日から立冬の前日までが秋。
処暑 毎年8月23日頃
立秋から数えて15日目ごろ。 暑さが和らぐという意味。
他にも8月といえば・・・
風鈴
打ち水
花火
風鈴
盆踊り・祭り
スイカ
甲子園
海・プール
カキ氷
入道雲
浴衣
ヒマワリ
ラジオ体操
扇風機
肝試し
うちわ・扇子
金魚
麦わら帽子
ラムネ
虫取り
夏休み
朝顔
向日葵
8月が旬の野菜・果物
枝豆
モロヘイヤ
おくら
唐辛子
かぼちゃ
きゅうり
とうもろこし
トマト
茄子
ピーマン
モロヘイヤ
スイカ
梨
ぶどう
マンゴー
メロン
桃
毎日脳トレ・レクリエーション【今日は何の日】の使い方!
●今日の何の日は、ただ「その日の成り立ち」を説明して終わりになってしまいますが、そこに雑学や脳トレやレクリエ―ションを加えているのが特徴です。
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