当ブログ『FUNSEED(ファンシード)』では、リハビリやレクリエーションのコツ。
介護・医療業界で働く人を応援する情報を発信しています。
高齢者は創造すること(ゼロから何かを作り出す力)が少なくなっています。
デイサービス・介護施設でも、DVDの動きを真似するだけ。スタッフがする体操を真似するだけ。
「真似するだけ」が多くなると、自分で考えることや何かを作り出すことを忘れてしまいます。
これでは脳は衰えてしまう。
もっともっと脳を刺激するために、ゼロから何かを作り出すことをたくさん経験しましょう。
今回は想像力を刺激する『座ってできるレクリエーション』を紹介します。
○○さんにこんな才能があったなんて!イメージセラピー
目的・効果
脳の活性化 想像力・創造力の刺激 他者とのコミュニケーション
新しい魅力の発掘
準備物
□〇△などの図形をランダムに配置した紙(ヒント用紙)を配布する。鉛筆 色鉛筆
ヒント用紙の例
内容
①参加者全員にヒント用紙を配布します。
②自由な発想で紙に絵を描いてもらいます。
③色鉛筆で着色してもらいます。
④描き終えたらテーブルごとに発表したり、後日フロアに掲示します。
作品例
このように驚きの作品がたくさん!
用紙を180°90°回転させたり自由な発想がみられます。
ポイント
・高齢になると0から何かを生み出す創造力・想像力が衰え、ぬり絵のように、形があるものに色を塗ることはできても、白紙に自由に何かを描くのが難しくなります。
・簡単なヒントを提示することで、ぬり絵では出来ない創造する力を刺激します。
・スタッフが思いもよらない作品が次々を生み出され、ご利用者の新しい魅力を発見することが出来ます。