3月15日 今日は何の日
●靴の記念日
日本靴連盟が1932(昭和7)年に制定。
1870(明治3)年のこの日、西村勝三が、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」を開設した。
●世界消費者権利デー
国際消費者機構の消費者運動の統一行動日で、1983年から実施。
この日、ケネディ米大統領が「消費者には権利がある」との一般教書を発表した。
●万国博デー
1970(昭和45)年のこの日、前日に開幕式が行われた大阪府吹田市千里丘陵の「日本万国博覧会(大阪万博)」の一般入場が開始された。
●オリーブの日
香川県・小豆島の「オリーブを守る会」が1972(昭和47)年に制定。
1950(昭和25)年のこの日、昭和天皇が小豆島でオリーブの種をお手撒きされた。
特に高齢者は、今日は何の日など『季節感を感じられるもの』は身体に様々なメリットになります。
この記事の目次
- 1 【3月15日 靴の記念日】に関する雑学・レクリエーション
- 1.1 足の裏(足底)に刺激を入れると転倒の予防になる!
- 1.2 「土ふまず」や「足のアーチ」には衝撃吸収の役割がある
- 1.3 さらに足の裏にはこんなに重要な役割がある
- 1.4 レクリエーションに足裏への刺激をプラスすることのメリット
- 1.5 足裏への刺激をプラスしたレクリエーション
- 1.6 【1】今までのレクリエーションを裸足で行う
- 1.7 【2】ラジオ体操や転倒予防体操を裸足で行う
- 1.8 【3】裸足で出来るレクリエーション『新聞たたみ』
- 1.9 【4】裸足で出来るレクリエーション『新聞破り』
- 1.10 【5】裸足で出来るレクリエーション『新聞まるめてポーン』
- 1.11 【6】裸足で出来るレクリエーション『新聞でドリブル』
- 1.12 【7】裸足で出来るレクリエーション『タオルギャザー』
- 1.13 【8】裸足で出来るレクリエーション『タオルで感覚を研ぎ澄ます』
- 1.14 【9】裸足で出来るレクリエーション『裸足で歩きながら感覚を感じる』
- 1.15 【10】裸足で出来るレクリエーション『中重度の人へ向けた裸足レク』
- 2 毎日脳トレ・レクリエーション【今日は何の日】の使い方!
【3月15日 靴の記念日】に関する雑学・レクリエーション
靴の記念日に関する豆知識・雑学用意しました!
「つかみ」としても「脳トレ」としても「コミュニケーション」としても使えるおススメレクリエーションです。
足の裏(足底)に刺激を入れると転倒の予防になる!
足の裏(足底)からの刺激をレクリエーションに取り入れよう。
足裏(足底)は感覚器の役割をもち、傾斜・でこぼこ・滑りやすさなど、路面や床の状況を把握しています。
その感覚が歩行時の転倒予防や危険回避につながっています。
しかし、高齢者は、ほぼ一日中、靴・靴下を履いて過すことも多くなっています。
(施設で生活するご高齢者は特に)
運動不足や、クッション性の高い靴で、土ふまず(足のアーチ)がなくなっていくいきます。
「土ふまず」や「足のアーチ」には衝撃吸収の役割がある
足はアーチ(半円形)になっており、土ふまずや足のアーチは、
●衝撃吸収
●バランスの保持
●姿勢を支える
●疲れの軽減
などの重要な役割を持っています。
さらに足の裏にはこんなに重要な役割がある
◆足の裏は「第二の心臓」とも呼ばれている身体の様々な器官とつながるツボがある
◆五感を刺激して脳への刺激を促す。
◆足指を有効に使うことで足裏の筋肉も鍛えられ、足裏全体を効率的に使うようになり歩行時の負担軽減につながる。
レクリエーションに足裏への刺激をプラスすることのメリット
◆普段刺激することの少ない足裏を刺激することで、今までにない反応や表情をつくりだすことができる。※要介護度が中重度の人には、特におすすめ。
◆足底筋を鍛えることで、衝撃吸収や、姿勢を支えるための「土ふまず(足のアーチ)」を維持・形成する(偏平足の予防)
◆足裏にある身体の様々な器官とつながるツボを刺激する
◆転倒予防・危険回避に重要な足裏の感覚器を鍛える。
◆脳への刺激にもつながる。
足裏への刺激をプラスしたレクリエーション
靴・靴下での生活が長くなると、足裏への刺激が少なくなり、感覚器としての役割が鈍くなるだけではなく、足指や足底の筋肉も衰えていきます。
まずは、靴・靴下を脱いで裸足になってもらい、いつものレクリエーションに足裏への刺激をプラスしてみましょう。
足裏への刺激をプラスするレクリエーションは難しく考えることはありません。
今まで実施してきたレクリエーションを『裸足で行うだけ』で効果があります。
レクリエーションのネタ切れ・マンネリ化で悩んでいる人も、『裸足で行うだけ』でいいので、ネタ切れマンネリ化も無くなります!
まずは今までのレクリエーションを裸足で行ってみましょう!
【1】今までのレクリエーションを裸足で行う
これまで行ってきたレクリエーションに足裏への刺激をプラスします。
レクリエーションのネタはこのブログでもたくさん紹介しています。
【2】ラジオ体操や転倒予防体操を裸足で行う
ラジオ体操や転倒予防体操を裸足で行ってみましょう。
マンネリしがちなラジオ体操も、いつもと違う刺激が眠っていた感覚を引き起こします。
【3】裸足で出来るレクリエーション『新聞たたみ』
足を使って新聞をできるだけ小さくたたんでいく
※目をつぶれば難易度up
【4】裸足で出来るレクリエーション『新聞破り』
新聞を足の指でつまんだり、床に押し付けたりしながらビリビリと破いていく
※目をつぶれば難易度up
【5】裸足で出来るレクリエーション『新聞まるめてポーン』
新聞をまるめて両足でつかみポーンと上に投げる。
転がった新聞を捕まえて繰り返す。
※目をつぶれば難易度up
【6】裸足で出来るレクリエーション『新聞でドリブル』
まるめた新聞を左右の足でドリブル
※目をつぶれば難易度up
【7】裸足で出来るレクリエーション『タオルギャザー』
①足の指や足底筋を使ってタオルを引き寄せていく
②タオルの先に水を入れたペットボトルなどを置いて、落とさないように引き寄せていく。
更なる筋トレ効果と力の調整能力が必要なので難易度up
【8】裸足で出来るレクリエーション『タオルで感覚を研ぎ澄ます』
①目をつぶって、床の上、タオルの上交互に足を乗せる
「タオルの肌触りはどんな感じですか?」
「床の冷たさを感じてください」
「床とタオルとの違いはどんな感じですか?」
などの声掛けで様々な感覚を引き出す。
②タオルをまるめた上に足を乗せ、足関節をぐるぐると回していく
「足首が回転しているのを感じでください。」
「足の裏が触れている場所が斜めになっているのを感じでください。」
などの声掛けで足関節の細かな動きや、着地面が傾斜になっている感覚を感じてもらう
【9】裸足で出来るレクリエーション『裸足で歩きながら感覚を感じる』
足裏は危険を回避するためのセンサーです。
センサーを敏感に働かせるために床の様子を感じてもらうトレーニング。
①平行棒の中に、座布団、タオルやマット、足つぼマットなどを敷き、足の裏の感覚が変わったら、合図してもらう。
②「今どんな感覚ですか?」「床にデコボコはありますか?」「床は斜めになっていませんか?」などの声かけをしていく。
【10】裸足で出来るレクリエーション『中重度の人へ向けた裸足レク』
要介護度が中重度の人は身体が動きにくく、レクリエーションへの参加が困難なことが少なくありません。
まず裸足になってもらい、足底へ刺激を入れていきます。
上記のレクリエーションを取り入れるのはもちろん、スタッフが足裏をさすったり、タッピングしたり、マッサージして、表情や言動の変化を観察しましょう。
アロマオイルなどを使ってマッサージすることと嗅覚への刺激も期待できます。
毎日脳トレ・レクリエーション【今日は何の日】の使い方!
●今日の何の日は、ただ「その日の成り立ち」を説明して終わりになってしまいますが、そこに雑学や脳トレやレクリエ―ションを加えているのが特徴です。
●この記事を使って日々のコミュニケーションやレクリエ―ションに役立てていただければネタに困りません!
●「今日は何の日」はその日だけで終わってしまいますが、記事の中で紹介しているレクリエ―ションや脳トレのネタはいつでもどこでも使えます。
●ぜひ前後の記事もどんどん参考にしてください!
●高齢者レクリエーションとしても、子供のレクリエーションとしても老若男女問わず楽しめる内容です。