ごきげんよう。
たつ婆88歳、今日もよろしく。
今日はこんなレクリエーションの悩みに答えていきます↓↓
他のスタッフがレクに協力してくれません。どうしたらいいでしょう。
「レクリエーション・集団体操の時間は、私だけ張り切っているだけで、他のスタッフが協力してくれません。どうしたらいいでしょう。」
あなたもこのような悩みを抱えていませんか?
実は、このような悩みを抱えている人は多いんです。
非協力的なスタッフをレクリエーションに巻き込む方法
●自立支援に繋がるようなレクリエーション・集団体操を提供したい
●レクリエーション・集団体操の時間に笑顔になってもらいたい
そんな思いを持ってレクリエーション・集団体操に取り組んでいるのに、他のスタッフは
「ああレクリエーションやってるよ・・・」
みたいな態度で、協力が得られずに悩んでいる人も多いようです。
そんな状況はつらいですよね。
こちらのやる気も無くなってしまいます。
原因は、他のスタッフに「レクリエーション・集団体操の目的」が伝わっていないからなのかもしれません。
「レクリエーションの目的」が明確でないと協力は得られません。
また、目的が明確でも相手に伝わっていなければ協力は得られません。
目的をビジュアル化して伝える
こんな方法を試してみてください!
目的が誰にでも分かるように工夫するのです。
レクリエーションの目的をビジュアル化してしまいましょう。
たとえば、ホワイトボードに、
“今日のレクリエーション目的は「足の筋肉を鍛え、転倒を予防するレクリエーション」です”
と書いてあれば、
ビジュアル化されることで目的が明確になり、他のスタッフに目的が伝わります。
いつもレクを頑張っていたのは、そんな目的があったのね!!
さらに、レクリエーションに『参加する高齢者』も常に目的を意識してレクリエーションに取り組めます。
なかなか動いてくれないスタッフは、レクリエーションの可能性に気が付いていないのです。
馬を水辺に連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできない
馬を水辺に連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできない
本人にやる意思がなければ、いくらやり方を説明したり機会を与えたりしても、その人を動かすことはできない。
本人のやろうとする気持ちが大切だ、という意味です。
これはレクリエーションに限ったことではありませんが、非協力的な人にいくら言葉で説明しても、なかなか行動に移してもらえないもの。
人をやる気にさせることは、とても難しいことです。
そこで、言葉だけではなく、環境からのアプローチ(今回はビジュアル化で伝える方法)で、非協力的なスタッフにも、高齢者にも動機づけをしていきます。
あなたが信念をもって背中を見せてあげてください。
高齢者は分かってくれています。
非協力的なスタッフは、高齢者の今まで見たことのない表情や動きを見て初めてレクリエーションの大切さに気づくはずです。
そこからレクリエーションや集団体操への理解が進んでいくのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか?
非協力的なスタッフの意識を変えるのは難しいこと。
コツコツと続けていくしかありません。
以下のポイントを意識しながらレクリエーション・集団体操に取り組んでみてください。
1非協力的なスタッフをレクリエーションに巻き込むためには『目的をビジュアル化』して伝える
2馬を水辺に連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできない
◆非協力的な人にいくら言葉で説明しても、なかなか行動に移してもらえないもの。
◆まずは、あなたが信念をもって背中を見せる
3高齢者は分かってくれている
4非協力的なスタッフは、高齢者の今まで見たことのない表情や動きを見て初めてレクリエーション・集団体操の大切さに気づくはず