人前で緊張して、レクリエーションの進行が上手くいきません。
人前で何かすることに苦手意識があるのですがどうしたら克服できますか?
人前で何かをすることはとても難しく緊張しますよね。
僕も数年前までレクリエーションをするときは緊張しまくっていました。
芸人時代もお客さんの前でネタをやるときは、とても緊張し、何度もネタを飛ばした(舞台上で忘れる)経験があります。
この記事の目次
お笑い芸人養成所で学んだ緊張しないための工夫
ほとんどの若手芸人は、(最初のうちは特に)舞台でネタを披露するのに緊張します。
緊張している僕らに向けて、お笑い芸人の養成所で講師に言われたのがコチラ。
出典 www.yoshimoto.co.jp
①緊張するのは当たり前
「緊張している」と意識すると、意識したことでさらに緊張してしまうことがある。
最初は誰でも緊張するのは当たり前。そこがスタートライン。
「自分たちは面白い」と思いながら、練習してきたことをひたむきに一所懸命やることが大切。
②とにかく経験を積むしかない
演者が緊張しているのはお客さんに伝わる。
緊張感が伝わると笑いを生み出す空気を作ることが出来ない。
緊張しなくなるためには舞台に立ち続けるしかない。つまり「慣れ」が大切。
芸人はとにかく舞台に立つしかないので、多少強引な部分もありますが、芸人時代はこの言葉を胸に頑張っていました。
僕は
「緊張するのは当たり前。そこがスタートライン。」の言葉に救われました。
では、介護現場での
レクリエーションや体操を上手く進行するための4つのコツ
を紹介します。
レクリエーションを上手く進行させる4つのコツ
①「緊張している」と言ってしまおう
緊張するのは当たり前ですから、「緊張しています」と言ってしまうのもいいかもしれません。
むしろ、利用者さんは懐が深いので、緊張していることが分かると、応援してくれる空気を作ってくれる場合も多いと感じます。
②一所懸命やろう 一所懸命は心をゆさぶる
2つ目は、「一所懸命」です。
ぜひ子供たちの「一所懸命な姿勢」を真似してみてください。
施設のイベントなどにボランティアで来てくれる子供たち。
彼らが披露する歌やダンスは、利用者さんの心を揺さぶります。
フロアは笑顔でいっぱいになり、涙を流して感動する人がたくさんいます。
なぜ、子どもたちの姿は感動するのでしょう?
きっと子どもたちは、自分たちが練習してきた歌やダンスを、「目の前の人を喜ばせよう」とは思ってないはずです。
「練習してきたことを頑張ろう」と、ただ純粋に思っているだけではないでしょうか。
この「一所懸命」が感動を生み出すのだと思います。
③自分で勝手に壁を作らない
人前で何かを表現することに苦手意識を持っている人は「私がやっても誰も喜んでくれないから」とバリアを張っていないでしょうか。
でも、勝手にバリア(壁)を張っているのはあなただけかもしれません。
全国の施設でレクリエーションを行ってきましたが、どの利用者さんも子供に帰って楽しんでくれます。
しっかりと事前準備をした上で、「準備してきたことを一所懸命やろう」という気持ちで取り組むことが、自然と笑顔や感動を生み出していきます。
一所懸命なら、たとえ失敗してもだれかが助けてくれるはずです。
④とにかく継続しかない 経験を積もう
レクリエーションを上手く進行させるコツ4つ目は、「継続」です。
最初は誰もが初心者。上手くいかないのは当たり前です。
最初どころか何年やっても、思い通りにいかず、落ち込むこともあります。
だからこそ、事前準備をしっかりとし、慣れないうちは進行表を見ながらレクリエーションを進めていきましょう。
レクリエーションは生もの。メンバーやその場の空気、天気や季節にも左右されます。
でも、諦めずに継続し経験を積み、トライ&エラーを繰り返しながら人前に立ち続けてみてください。
コツがつかめてくると、上手くいく時が増えてきます。
ぜひ、4つのコツを胸に、レクリエーションや体操の進行してみてください。
まとめ
1 お笑い芸人養成所で学んだ緊張しないための工夫
①緊張するのは当たり前 緊張がスタートライン
②とにかく経験を積むしかない 継続しか緊張がなくなる方法はない
2 レクリエーションを上手く進行させる4つのコツ
①「緊張している」と言ってしまおう 利用者さんは助けてくれる
②一所懸命やろう 子供たちの一所懸命は心をゆさぶる 子供たちを見習う
③自分で勝手に壁を作らない 勝手に壁を作っているのは私たち
④とにかく継続をしかない 継続は力なり