
今回は、高齢者の体と心が"もっと"元気になる方法を紹介します!
自然の力が高齢者の心身を元気にする
デイサービス等の介護施設で働いている人は、お分かりの方もいるかと思いますが、やっぱり自然の力は凄いのよ。
施設内では歩くのが不安定。
表情が暗い。
なかなか手足が動かない。
そんな高齢者も、外に散歩に出るだけで力が湧いてきます。

ご家庭でも、お父さんお母さんが何となく元気がない。
そんな時は、ちょっとだけでもいいから外に連れ出してもらいたいと思います。
たつ婆が勤めるデイケアでの1コマ↓
歩行が不安定な方も、風を感じて、日光を浴びて、花を見るだけで、すっすっと足が出ます。
紫陽花の花を切ってもらったんですが、腰を曲げて腕を伸ばす。
自然の中では、この動きが本当にスムーズなんです。
立っている時のバランスもとても安定している。
何秒歩けたとか、立位バランスとか、そんなのもとても大切。
でも『やりたいことがそこにある』ことが大切なんだとつくづく感じます。
心が動けばカラダが動く
人はやりたいことがあるから身体が動くのです。
施設内で
「さぁ平行棒で歩いてください」
「何秒片足できるか計ってみましょう」
って測定をしてもなかなか身体が動かない。
でも
「あそこの花まで歩きたい」
「この花を摘んで帰りたい」
こういった『やりたいこと』があるからこそ身体が動くのです。
大好きなことを見つけることも大切
こちらの利用者さんは、絵を描くことが大好き。
紫陽花の花を摘み、デイケアに戻ると、すぐにデッサンが始まります。
好きなことがあるから、その好きなことに向かって身体が動き出す。
『笑顔には笑顔がかえってくる』
素敵な言葉です。