レクリエーションのネタ帳

【めっちゃ重要な足の裏】を刺激するレクリエーション『10選』

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たつ婆
いつものレクリエーションに足の裏からの刺激を入れてみましょう!足の裏にはたくさんの重要な役割が!マンネリ化・ネタ切れで悩んでいる人にもおススメの記事です!

当ブログ『FUNSEED(ファンシード)』では、リハビリやレクリエーションのコツ。高齢者をはじめ、介護・医療業界で働く人を応援する情報を発信しています。

足の裏(足底)に刺激を入れると転倒の予防になる!

足の裏(足底)からの刺激をレクリエーションに取り入れよう。
足裏(足底)は感覚器の役割をもち、傾斜・でこぼこ・滑りやすさなど、路面や床の状況を把握しています。
その感覚が歩行時の転倒予防や危険回避につながっています。

しかし、高齢者は、ほぼ一日中、靴・靴下を履いて過すことも多くなっています。
(施設で生活するご高齢者は特に)
運動不足や、クッション性の高い靴で、土ふまず(足のアーチ)がなくなっていくいきます。

「土ふまず」や「足のアーチ」には衝撃吸収の役割がある

足はアーチ(半円形)になっており、土ふまずや足のアーチは、
●衝撃吸収
●バランスの保持
●姿勢を支える
●疲れの軽減
などの重要な役割を持っています。

さらに足の裏にはこんなに重要な役割がある

◆足の裏は「第二の心臓」とも呼ばれている身体の様々な器官とつながるツボがある
五感を刺激して脳への刺激を促す。
◆足指を有効に使うことで足裏の筋肉も鍛えられ、足裏全体を効率的に使うようになり歩行時の負担軽減につながる。

レクリエーションに足裏への刺激をプラスすることのメリット

普段刺激することの少ない足裏を刺激することで、今までにない反応や表情をつくりだすことができる。※要介護度が中重度の人には、特におすすめ。
◆足底筋を鍛えることで、衝撃吸収や、姿勢を支えるための「土ふまず(足のアーチ)」を維持・形成する(偏平足の予防)
◆足裏にある身体の様々な器官とつながるツボを刺激する
◆転倒予防・危険回避に重要な足裏の感覚器を鍛える
脳への刺激にもつながる。

足裏への刺激をプラスしたレクリエーション

靴・靴下での生活が長くなると、足裏への刺激が少なくなり、感覚器としての役割が鈍くなるだけではなく、足指や足底の筋肉も衰えていきます。
まずは、靴・靴下を脱いで裸足になってもらい、いつものレクリエーションに足裏への刺激をプラスしてみましょう

足裏への刺激をプラスするレクリエーションは難しく考えることはありません。
今まで実施してきたレクリエーションを『裸足で行うだけ』で効果があります。
レクリエーションのネタ切れ・マンネリ化で悩んでいる人
も、『裸足で行うだけ』でいいので、ネタ切れマンネリ化も無くなります!
まずは今までのレクリエーションを裸足で行ってみましょう!

【1】今までのレクリエーションを裸足で行う

これまで行ってきたレクリエーションに足裏への刺激をプラスします。
レクリエーションのネタはこのブログでもたくさん紹介しています。

例えばこの記事がおススメ↓↓↓

【デイサービスで人気】超盛り上がり高齢者レクリエーション30選~介護現場で働くプロが紹介!

【2】ラジオ体操や転倒予防体操を裸足で行う

ラジオ体操や転倒予防体操を裸足で行ってみましょう。
マンネリしがちなラジオ体操も、いつもと違う刺激が眠っていた感覚を引き起こします。
体操のネタもこのブログでもたくさん紹介しています。

例えばこの記事がおススメ↓↓↓

【レクのプロが厳選】道具を一切使わず『どこででも出来る』認知症・転倒予防体操5選

【3】裸足で出来るレクリエーション『新聞たたみ』

足を使って新聞をできるだけ小さくたたんでいく

※目をつぶれば難易度up

【4】裸足で出来るレクリエーション『新聞破り』

新聞を足の指でつまんだり、床に押し付けたりしながらビリビリと破いていく

※目をつぶれば難易度up

【5】裸足で出来るレクリエーション『新聞まるめてポーン』

新聞をまるめて両足でつかみポーンと上に投げる。
転がった新聞を捕まえて繰り返す。

※目をつぶれば難易度up

【6】裸足で出来るレクリエーション『新聞でドリブル』

まるめた新聞を左右の足でドリブル

※目をつぶれば難易度up

【7】裸足で出来るレクリエーション『タオルギャザー』

①足の指や足底筋を使ってタオルを引き寄せていく

②タオルの先に水を入れたペットボトルなどを置いて、落とさないように引き寄せていく。
更なる筋トレ効果と力の調整能力が必要なので難易度up

【8】裸足で出来るレクリエーション『タオルで感覚を研ぎ澄ます』

①目をつぶって、床の上、タオルの上交互に足を乗せる
 「タオルの肌触りはどんな感じですか?」
 「床の冷たさを感じてください」
 「床とタオルとの違いはどんな感じですか?」
などの声掛けで様々な感覚を引き出す。

②タオルをまるめた上に足を乗せ、足関節をぐるぐると回していく

「足首が回転しているのを感じでください。」
「足の裏が触れている場所が斜めになっているのを感じでください。」
などの声掛けで足関節の細かな動きや、着地面が傾斜になっている感覚を感じてもらう

【9】裸足で出来るレクリエーション『裸足で歩きながら感覚を感じる』

足裏は危険を回避するためのセンサーです。
センサーを敏感に働かせるために床の様子を感じてもらうトレーニング。

①平行棒の中に、座布団、タオルやマット、足つぼマットなどを敷き、足の裏の感覚が変わったら、合図してもらう。

②「今どんな感覚ですか?」「床にデコボコはありますか?」「床は斜めになっていませんか?」などの声かけをしていく。

【10】裸足で出来るレクリエーション『中重度の人へ向けた裸足レク』

要介護度が中重度の人は身体が動きにくく、レクリエーションへの参加が困難なことが少なくありません。
まず裸足になってもらい、足底へ刺激を入れていきます。
上記のレクリエーションを取り入れるのはもちろん、スタッフが足裏をさすったり、タッピングしたり、マッサージして、表情や言動の変化を観察しましょう。

アロマオイルなどを使ってマッサージすることと嗅覚への刺激も期待できます。

まとめ

●足裏(足底)は感覚器の役割をもち、傾斜・でこぼこ・滑りやすさなど、路面や床の状況を把握している。その感覚が歩行時の転倒予防や危険回避につながりになる。
●運動不足や、クッション性の高い靴で、土ふまず(足のアーチ)がなくなっていく。
●足はアーチ(半円形)になっており、土ふまずや足のアーチは重要な役割を持っている。
 ・衝撃吸収
 ・バランスの保持
 ・姿勢を支える
 ・疲れの軽減
●足の裏は「第二の心臓」とも呼ばれている身体の様々な器官とつながるツボがある

●レクリエーションに足裏への刺激をプラスすることのメリット
◆普段刺激することの少ない足裏を刺激することで、今までにない反応や表情をつくりだすことができる。※要介護度が中重度の人には、特におすすめ。
◆足底筋を鍛えることで、衝撃吸収や、姿勢を支えるための「土ふまず(足のアーチ)」を維持・形成する(偏平足の予防)
◆足裏にある身体の様々な器官とつながるツボを刺激する
◆転倒予防・危険回避に重要な足裏の感覚器を鍛える。
◆脳への刺激にもつながる。

●足裏への刺激をプラスしたレクリエーション
足裏への刺激をプラスするレクリエーションは難しく考えることはなく、今まで実施してきたレクリエーションを『裸足で行うだけ』で効果がある。

  • この記事を書いた人
funseed

介護エンターテイナー石田竜生

作業療法士 ケアマネジャー 芸人 リハビリの国家資格である作業療法士として介護施設(デイケア)で働きながら、大阪よしもとの養成所に通い、フリーのお笑い芸人・舞台俳優の活動を続けている。芸人・舞台俳優活動で培った技術を生かして、一般社団法人介護エンタ―テイメント協会を設立。『人生のラストに「笑い」と「生きがい」を』をモットーに、『介護エンターテイナー』と名乗り活動している。 リハビリ体操に笑いの体操、エンタメ性いっぱいのアクティビティなどを取り入れ、介護現場を『笑い』でいっぱいにするために、日本全国でボランティアやセミナー、講演会講師活動中。開催したボランティアは、のべ150ヶ所を超える。 『介護×笑い』に関する取り組みへの注目度は高く、多くのメディアから執筆・出演の実績がある。 登録者40000人以上 総再生数900万回以上の YouTubeチャンネルは中高年や介護・医療職から絶大な支持を得ている。【介護エンタ―テイメントチャンネル】で検索!

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