7月10日 今日は何の日
●納豆の日
関西納豆工業協同組合が1981年に関西地域限定の記念日として制定し、全国納豆協同組合連合会が1992年に、改めて全国の記念日として制定した。
※納豆好き:納豆嫌い どれぐらいに分かれるかアンケートしてみましょう
●潤滑油の日
全国石油工業協同組合が制定。
OILを180度回転させると710に見えることから。
●ウルトラマンの日
1966年のこの日、TBSテレビで『ウルトラマン』の放映が開始された。
※好きなヒーローは誰か?聞いてみよう
特に高齢者は、今日は何の日など『季節感を感じられるもの』は身体に様々なメリットになります。
この記事の目次
【7月10日 納豆の日】に関する雑学・レクリエーション
納豆の日に関する豆知識・雑学クイズを用意しました!
「つかみ」としても「脳トレ」としても「コミュニケーション」としても使えるおススメレクリエーションです。
すごいぞ納豆!納豆の健康効果!
●昔から健康のために活用されてきた納豆
縄文時代の終わり頃にはすでに納豆のようなものが食べられていたという説があります。
長きに渡って日本人の食に欠かせなかった納豆が、近年一躍脚光を浴びるようになったのは、1980年代、血栓を溶かす驚異的パワーを持つ酵素の発見によるところが大きいでしょう。
これが「ナットウキナーゼ」と命名された酵素です。
●江戸時代の記録に残る「整腸作用」「解毒作用」
江戸初期に書かれた『本朝食艦』に、納豆が「腹中をととのえて食を進め、毒を解す」という記述があります。
すでにその当時から、納豆に整腸作用や解毒作用があることが知られていました。
●GHQも認めた納豆の栄養価
1945年、終戦後の日本は食料が欠乏し、栄養が足りない状態でした。
その状態に心を痛めたGHQ(連合軍司令部)の栄養部長が目を付けたのが納豆です。
情報収集により、「日本人に必要な栄養を、経済的に、効率良く摂るには納豆が一番」という結論を導き出し、500トンもの原料を米国に手配したのです。
●納豆をよく食べる子は0-157に感染しにくい
1998年にO-157の集団感染症が発生した岐阜市の小学校で、O-157感染と生活習慣に関するアンケートが行われました。
その結果は、納豆をよく食べる(週3回以上)生徒の保菌・発病率(菌陽性有症者率)は、まったく食べない生徒の約1/3となっています。
●大豆そのものが持つ健康成分
納豆は健康価値の高い食品ですが、その原料である大豆そのものにも、健康に効果のある成分がたっぷり含まれています。
畑の肉と呼ばれるほどに豊富な「植物性たんぱく質」を筆頭に、「ビタミン」「食物繊維」「カルシウム」、ポリフェノールの一種である「大豆イソフラボン」 や「大豆サポニン」他、一粒一粒に栄養がギュッと詰まっているのです。
さらに、コレステロールの吸収を抑えることで近年話題になっている「植物ステロール」も含まれています。
●納豆をつくりだす納豆菌が免疫力アップに効果
納豆をつくりだす納豆菌は、わらや枯れ草、土の中など、日本中どこにでもいる菌です。
納豆菌そのものにも免疫力を高める力があることがわかっています。
参考:納豆サイエンスラボ
納豆に関する豆知識・雑学クイズ4問
【問題1】
次の食品のうち、納豆と同じ仲間ではないものはどれでしょう?
①油揚げ
②甘納豆
③しょうゆ
【問題2】
血栓症を防ぐ納豆の成分は何でしょう?
①ナットウキナーゼ
②タンパク質
③ビタミンK2
【問題3】
納豆1gあたり、どれぐらいの納豆菌がいるでしょう?
①10億個
②1000万個
③10万個
【問題4】
納豆の健康効果が発揮されにくい『もったいない食べ方』はつぎのうちどれでしょう?
①熱々のご飯の上にのせて食べる
②納豆のパックからそのまま食べる
③醤油を入れて食べる
【答え】
【問題1】②甘納豆
しょうゆや油揚げの原料は大豆ですが、甘納豆は小豆を糖蜜で煮つめたものなので違う仲間です。
【問題2】 ①ナットウキナーゼ
1980年代、血栓を溶かす驚異的パワーを持つ酵素の発見されました。
【問題3】 ①10億個
納豆1g当たり、なんと約10億匹の納豆菌が生きています。
【問題4】①熱々のご飯の上にのせて食べる
ナットウキナーゼなどの活性酵素は熱に弱い特徴があります。熱々のご飯はアツアツのご飯は約70℃以上の温度があるので、その上に納豆をのせると、ナットウキナーゼに大きなダメージを与えてしまうのでもったいない食べ方といえます。
オススメはご飯と納豆を別々に食べることです。
毎日脳トレ・レクリエーション【今日は何の日】の使い方!
●今日の何の日は、ただ「その日の成り立ち」を説明して終わりになってしまいますが、そこに雑学や脳トレやレクリエ―ションを加えているのが特徴です。
●この記事を使って日々のコミュニケーションやレクリエ―ションに役立てていただければネタに困りません!
●「今日は何の日」はその日だけで終わってしまいますが、記事の中で紹介しているレクリエ―ションや脳トレのネタはいつでもどこでも使えます。
●ぜひ前後の記事もどんどん参考にしてください!
●高齢者レクリエーションとしても、子供のレクリエーションとしても老若男女問わず楽しめる内容です。