介護度が中重度の人は特に、レクの時間以外はボーっとしている時間が多くなってしまいます。
何か工夫する方法はありませんか?
今回はこんなお悩みに答えていきましょう!
中重度の方も楽しんでもらうためには環境設定を工夫しよう
介護度が中重度の人は、身体が動きにくいぶん手作業などに取り組むことが難しいので、どうしてもボーっと過ごすことが多くなってしまいます。
退屈な時間を過ごしてもらうのではなく刺激ある時間を過ごしてもらいたい、その刺激が新たな動機づけに繋がるかもしれない。
そんな思いからいろんな方法を試してみました。
最も反応がよかったのが、施設のTVに「自然系ドキュメンタリー」DVDを「消音」で再生する方法です。
自然系ドキュメンタリーとは例えばこんな作品
●オーシャンズ
メーカー:ハピネット
●ライフ -いのちをつなぐ物語-
メーカー:エイベックス・ピクチャーズ
●アース
メーカー:ギャガ
●日本列島 いきものたちの物語
メーカー:東宝
施設のTVを有効活用する方法を考えていこう
普段はボーっとしている人が、目を輝かせて動物の動きを追ったり、風景を見ながら「綺麗だね~」と声を上げて喜んでくれます。
施設のTVは、ニュースやバラエティーなどを「ただ垂れ流す道具」になりがちです。
自然系ドキュメンタリーを「消音」で再生すれば雑音になることもなく、たくさんの刺激を与えるリハビリアイテムに早変わりです。
ぜひお試しください。