5日9日 今日は何の日
●黒板の日
「こ(5)く(9)ばん」(黒板)と読む語呂合わせから全国黒板工業連盟が制定。
※昔の学校の教室ってどんな感じだったの?何があってどんな感じだったか答えてもらおう
●呼吸の日
「こ(5)きゅう(9)」日本呼吸器学会が「呼吸器の健康」 の啓発を目的に制定。
※1分間で自分はどれぐらい呼吸しているのか。目をつぶって呼吸だけに集中して呼吸の数を数えてもらおう。
●ゴクゴクの日
ビールなどをゴクゴク飲んで爽快感を味わうとともに、水資源に恵まれない地域でも水をゴクゴク飲めるよう水環境について考えてもらうのが目的。
※皆さんが飲んでいる水はどこから来ているのか?地元の水源や浄水場を調べてみよう。
●【富山県】県民ふるさとの日
1876年(明治9年)に一旦消滅した富山県が、1883年(明治16年)の5月9日に、石川県から越中国を分離して富山県が再設置。県民が、ふるさとの歴史・自然・風土・文化・産業などの魅力を知り、理解を深め、ふるさとへの愛着を育む日。
※富山県に関する思い出を語ってもらおう。高齢者は薬売りかな?
特に高齢者は、今日は何の日など『季節感を感じられるもの』は身体に様々なメリットになります。
この記事の目次
【5月9日 富山県県民ふるさとの日】に関する脳トレ・レクリエーション
富山県民ふるさとの日にちなんで、富山県に関する都道府県クイズを用意しました。
用紙を無料ダウンロードできますので、印刷して配ればそのまま脳トレプリントとして活用できます。
そのままホワイトボードに書けば、集団でのレクリエーションに活用できます。
ぜひご活用ください!
◆都道府県クイズのやり方
①まずは「富山県」のことは伏せて、形だけでどの都道府県か当ててもらう。
イラストを参考にスタッフがホワイトボードに描いてみましょう。
②都道府県名がでたら、以下のクイズに答えてもらう。
もし都道府県名が出なくても、以下のクイズの都道府県名の部分を伏せて回答してもらう。
無料ダウンロードはコチラから(答えあり)↓↓
【5月9日 呼吸の日・ゴクゴクの日】に関する脳トレ・レクリエーション
呼吸の日・ゴクゴクの日に関する脳トレ・レクリエーションです。
呼吸するのにもゴクゴク何かを飲むにも、口の中や喉元を鍛えることが大切です。
飲み込むときに不安を感じていませんか?
「食べ物がうまく呑み込めない」
「飲み物を飲んだ時にむせる」
「口の中が乾燥してモソモソする」
高齢になるにつれて、口の中の唾液の量が減り、喉元や口の中の筋力が落ちてきます。
唾液の量が減ると・・・
消化が悪くなり、口の中が乾燥し食べ物を口の奥へ運ぶことが難しくなります。
口の中の筋力が落ちると・・・
咀嚼の回数が減ったり、うまく咀嚼できなくなるので、食べ物を細かくすることが出来にくくなります。
喉元の筋力が落ちると・・・
飲み込むときに喉に物が詰まったり、誤って気管に入ってしまう状態、誤嚥(ごえん)を引き起こします。
いつまでも楽しくおいしく安全に食事をするには・・・
口の体操『口腔(こうくう)体操』を実施し咀嚼や嚥下の機能を維持・回復することが重要です。
口腔体操はあるキーワードを発声することがポイントです。
マンネリしがちなパタカラ口腔体操のアレンジを紹介しています↓↓
飲み込みの『評価』にも使える口腔体操
レクリエ―ションの講師をしていると
新しい体操がない。どんな体操をすればいいのかわからない。
といった悩みもよく聞きます。
新しい体操を考えることは大変ですが、視点を変えると体操のネタはいくらでも出てきます!
実際の医療・介護の現場で使われている評価法の動きを取り入れてみましょう。
実際に使わてている評価法は動きが確立されています。
「その動きをすれば理にかなっているんだよ」とお墨付きがすでについています。
評価法の動きを取り入れるだけで、体操にもなるし同時に今の身体の状態を把握する評価にもなる!
一石二鳥の体操になります。
反復唾液嚥下テスト(RSST)を応用した嚥下体操
誤嚥や嚥下障害に対する評価法の中に反復唾液嚥下テストというものがあります。
●反復唾液嚥下テストの方法
唾液嚥下を30秒間繰り返してもらう。
「できるだけ何回も飲み込んでください」と指示。
のど仏のあたりに指をあてて嚥下の有無を確認する。
●評価
30秒間に2回以下の場合、嚥下開始困難、誤嚥が疑われる
3回以上の場合は、ほぼ問題なし
●体操の方法
この反復唾液嚥下テストをリハビリ体操に応用します!
①「喉に手を当てて見てください。今日は唾を飲み込むときの、喉の動きを感じてもらいます。」
30秒計測しながら
「唾を出来るだけ何回も飲み込んでください」
「唾を飲み込んだ数を自分で数えてくださいね」と声かけ
②「2回以下だった方?」と声かけし、手が挙がった人がいれば、改めて個別でテストを行う。
●POINT
『喉の動きを確認すること』『飲み込んだ数を確認すること』を自分でしてもらうことが大切です。意識して喉の動きを確認してもらうことで、飲み込みに対しての関心を高め、誤嚥の予防につなげていく。
たったこれだけです。「30秒時間を計りながら、唾を飲み込んだ数を数える」新しい体操を考えるのは大変です。
でも臨床現場で使われている評価法の動きを1つ入れるだけで体操+評価にもなります。
【5月9日 黒板の日】に関する脳トレ・レクリエーション
黒板でも、ホワイトボードでもできる脳トレレクリエーションを用意しました。
ホワイトボードレクリエーションで出来ること
①準備に時間がかからない
ホワイトボードレクリエーションで用意するものは、マーカーとネタだけ。
思い立った時にすぐに始められます。
この記事にもネタをいくつか紹介していますので、ぜひそのネタを参考に、マーカーだけを準備してレクリエーションしてみてください。
②集団でのレクリエーションに向いている
ホワイトボードレクリエーションは、集団(2人~大人数)でのレクリエーションに向いています。
ホワイトボードに書いた内容を見てもらいながら、進行していくので参加者全員に伝わりやすく参加しやすいのが特徴です。
③頭を使う問題が多くなるので脳の活性化が期待できる
絵や文章を見てもらいながら、考えてもらうことが多くなりますので、脳トレになり脳の活性化が期待できます。
身体を動かしてもらうというよりも、その場で座っての参加となりますので、身体が動きにくい方、介護度が中重度の方にもおススメです。
ホワイトボードレクリエーションを盛り上げるためのポイント
①答えの選択肢が多いものを選ぶと盛り上がる
ホワイトボードレクリエーションは、答えの選択肢が多いものがおススメです。
たとえば、
4×4=
など、答えが一つに限られているものは、誰かが答えたら終わりになってしまいます。
参加者全員が、あれこれ考えながらいろんな答えを出してもらうと盛り上がります。
②少しずつヒントを出していく問題は盛り上がる
『答えの選択肢が多いものが盛り上がる』と上記しましたが、答えが一つでも、その答えに向かってヒントをたくさん出せるような問題は盛り上がります。
たとえば、
「都道府県を答えてもらう問題」の場合。
・雪がたくさん降るところ
・じゃがいも生産量 全国1位
・雪まつりが有名
・ラベンダー生産量 全国1位
・都道府県面積 全国1位
答え:北海道
というように次々とヒントを出すたびに色んな答えが出て来るので、とても盛り上がります。
③個人にも問いかけてみよう
「さぁ皆さん。この答えは何でしょう?」と、参加者全員に問いかけるのもいいのですが、一部の人だけが素早く答えてしまい、他の人は考える時間が無くなってしまうことがあります。
取り残されてしまう人をゼロにするためにも、一人ひとりに問いかけていく方法もおススメです。
たとえば、
「この列の先頭のAさんから順番に答えてもらいましょう」
と質問していきます。
答えが出ない人もいるでしょう。
その場合はコチラからさらにヒントを出したり、「『○○』って答えもありますよね」と、答えをコチラから言ってしまうのもいいでしょう。
その人の目を見て、その人に質問することに意味があります。
「私もこの場所で参加している」と思ってもらうことが大切です。
④その場にいてもらうことが大切
集団でのレクリエーションでは、答えが出てこない人、心身の状態から答えられない人、参加したくない人が出てくるのは当たり前です。
参加を無理に強要するのではNG。
参加してもらわなくてもその場にいてその場の雰囲気を感じてもらうことが重要です。
その場にいるだけでOK!心に刺激を与えるような感覚でレクリエーションに臨みましょう。
さあ実施しよう!この記事にネタが満載です↓↓
毎日脳トレ・レクリエーション【今日は何の日】の使い方!
●今日の何の日は、ただ「その日の成り立ち」を説明して終わりになってしまいますが、そこに雑学や脳トレやレクリエ―ションを加えているのが特徴です。
●この記事を使って日々のコミュニケーションやレクリエ―ションに役立てていただければネタに困りません!
●「今日は何の日」はその日だけで終わってしまいますが、記事の中で紹介しているレクリエ―ションや脳トレのネタはいつでもどこでも使えます。
●ぜひ前後の記事もどんどん参考にしてください!
●高齢者レクリエーションとしても、子供のレクリエーションとしても老若男女問わず楽しめる内容です。